エクリプス 99 プロ 詳細1 (有)山口商店 2008/03/21 ホーム 


SILVA エクリプス 99 プロ (Eclipse 99 Pro)


傾斜角測定

エクリプス99プロを使った傾斜の測定方法には下記の3種類があります。

@ コンパスカバーのヒンジ部を使った測定

A 付属のカード(CARD1)を使った測定

B クリノメーター目盛を使った測定 

 

水平測定(簡易レベル測量)と傾斜角設置

水平測定(簡易レベル測量)

傾斜角設定

 

樹高測定(高さ測定) 

樹高測定(高さ測定)

  


 

@ コンパスカバーのヒンジ部を使った測定

ヒンジ部に付いている目盛を使って測定します。

ミラーを120度以上開けてカバーを開いて測定します。

 目盛は0°から90°まで

   5°単位ついています。

  2.5°まで判読可能です。

 


 

A 付属のカード(CARD1)を使った測定

カードに印刷された目盛

コンパス(ディスク部)の裏にあてて使います。

目盛は 5°

2.5°まで判読可能

緑の矢を使って角度を読みます。

カードを使った測定

 


 

B クリノメーター目盛を使った測定

測定の準備(目盛をセットします。)

コンパス(ディスク部)を裏向きにします。

クリノメーターとして利用する場合は、

青い矢線をCLINOMETERの▼マークに

合わせて使います。(下写真)

目標物を視準し、目盛を読みます。(上方向の場合)

ミラーを左側にもっていきます。

青い丸の中心に緑の矢が入るように

ディスクを回転させます。(下写真)

レンズ部で角度を読みます。

角度目盛は、1°

0.5°まで判読可能です。

目標物を視準し、目盛を読みます。(下方向の場合)

ミラーを右側にもっていきます。

青い丸の中心に緑の矢が入るように

ディスクを回転させます。(下写真)

レンズ部で角度を読みます。

角度目盛は、1°

0.5°まで判読可能です。

 


 

水平測定(簡易レベル測量)と傾斜角設置 

測定の準備(目盛をセットします。)

コンパス(ディスク部)を裏向きにします。

青い矢線をCLINOMETERの▼マークに

合わせて使います。(下写真)

目標物を視準し、目盛を読みます。(上方向の場合)

ディスクの目盛0°にセットします。

青い丸の中心に緑の矢が入るように

エクリプスを向けます。

視準線の方向が水平方向となります。

傾斜角設定

(補足説明)

上記の場合と同じですが、

ディスクの目盛を設定したい角度に

合わせます。

上記水平測定の場合は0°を設定しているところで設定したい角度をセットします。

 


 

樹高測定(高さ測定)

上記の傾斜測定の方法で、下図で示すAとBの角度を測定します。

測定パターン@

 高さ = ( Tan A + Tan B ) × 距離

 【 Height = (TanA+TanB)×Distance 】

  【例】

 高さ=(Tan 35°+Tan 10°)×15m

 13m = (0.700+0.176)×15m

 Tanの値は下記の(付属のカード)

 タンジェント変換表から見ます。

測定パターンA

 高さ = ( Tan A − Tan B ) × 距離

 【 Height = (TanA-TanB)×Distance 】

  【例】

 高さ=(Tan 38°−Tan 10°)×23m

 14m = (0.781-0.176)×23m

 Tanの値は下記の(付属のカード)

 タンジェント変換表から見ます。

タンジェント(Tan)変換表

付属のカードについています。